次のステップでは実際にNetLogoを使って 課題やクイズに取り組みます。 課題やクイズへの参加は任意です。 それらの結果は成績に反映される事はありません。 ただ、教材の理解とこれまでの復習の為に、取り組む事を強く勧めます。 この課題では、Model Library内のAntsモデルに少し手を加えた 修正版を使います。 修正版のファイル名は「AntsNew.nlogo」です。 このファイルは動画の下のリンク、 もしくは教材用ページからダウンロードできます。 では、実際に使ってみます。 今、動画のページを開いています。 動画の下に「AntsNew.nlogo」へのリンクがあるはずです。 クリックすると 保存するかどうか聞かれるので、保存するを選びます。 ファイルはバイナリ形式です。 ダウンロード先であるデスクトップに保存されます。 ダブルクリックで開きます。 すると「AntsNew」という新しいモデルがNetlogoで読み込まれるはずです。 課題の内容を確認します。 population=200,diffusion-rate=20の時、 3つの異なるevaporation-rateで試した場合に、 どの時にアリは最も早く食べ終わるか? 食べ終わるまでにかかる時間は、コードの持つランダム性によって常に同じではありません。 なので、それぞれの値に対し5回ずつ試し、 すべて食べ終わるまでのticksを記録していきます。 試すたびに、最初にsetupボタンをクリックする事を忘れないように。 最後に、これら5回の測定値を3つの値それぞれで平均し、 どのevaporation-rateで一番早いかを見積もります。 では、やってみましょう。 populationは200、 diffusion rateは20、 evaporation rateを0から始めます。 setupボタンを押してから、goボタンを押します。 speedバーを使って早送りします。 今回は、全て食べ終えるまでに613ticksかかりました。 もう一回、(setupを押して)goボタンを押します。 今回は、全て食べ終えるまで758ticksかかりました。 これを5回行い、平均を計算します。 同じ事をevaporation rateが5、20に対しても繰り返します。 試すたびにsetupボタンを押す事を忘れずに。 課題を終えたら、なぜそのような結果になったのか考えてみましょう。